引っ越しの見積もりを取る時期はいつ?
更新日:2023年5月19日
「まだいろいろ決まっていないので早いかな?」と依頼に踏み切れない人もいると思いますが、遅れてしまうと希望の引っ越しができないことも。最低限の内容が固まったらすぐ見積もりを依頼しましょう。
安い引っ越し料金で、自分の希望する日時に引っ越しができたら理想的ですよね。そのためには早めの見積もりが重要ですが、最低限必要な情報が揃っていないと引っ越し業者も正確な見積もりは出せません。いつ見積もり依頼をすればよいのか、どんな情報が必要なのか確認しておきましょう。
引っ越し繁忙期のなかでも3月〜4月は引っ越し業者も大忙し。この時期は転勤や就職、進学などで新生活を迎える人が多く、必然的に引っ越しも増えるためです。
引っ越し業者の「売り手市場」になる時期ですから、当然引っ越し料金は高くなります。また、希望の曜日や時間帯での予約がとりにくく、最悪の場合は業者が手一杯で受けてくれないこともあります。
どうしても3月〜4月に引っ越しをする必要があるなら、遅くても1か月前には見積もりを依頼するようにしましょう。
閑散期の引っ越しでも確実に予約をとるため、引っ越し料金を安くするためには引っ越しの1か月前くらいには見積もりを依頼しておきたいものです。しかし依頼件数は繁忙期に比べ大幅に減りますので、直前でも依頼を受けている業者は少なくありません。とくに単身の引越しで荷物量が少ない場合は引越し日の数日前に見積もり依頼をし、そのまま契約してしまうという人もいます。
しかし、事前に複数の業者から見積もりをとって比較検討したほうが料金を安く抑えやすくなりますし、後回しにしたことで都合のつく日時に予約がとれないとなっては大変です。急に決まった引っ越しではないのなら、1か月前〜2週間前くらいには見積もり依頼をするのがよいでしょう。
引っ越し業者が見積もり金額を算出するために必要なのは、「引越し先」「荷物量」「引越し日程」の3つ。いずれも運送料、スタッフの人員コスト、トラックの種類や台数、繁忙期(曜日)による変動といった価格設定に関わってきます。これらの情報が揃った時点で、早めに見積もり依頼をするのがスムーズに引越すポイントですが、必ずしもこのすべてが確定していなくても依頼はできます。それぞれの項目について、どこまで決まっていればよいのかと、注意すべきことをまとめてみました。
引っ越し先の市区町村まで決まっているものの、まだ契約ができていないという段階でも予約は可能です。ただし見積もりは大まかなものとなります。荷物の運び入れが難しい立地条件などでは追加料金が発生することもあるので、注意が必要です。
詳細に決まっている場合はもちろん正確な見積もりを取得できます。しかし、実際には見落としているものがあったり、ダンボールに詰めてみると意外に数が増えてしまったり、正確な荷物量を把握するのはなかなか難しいものです。
価格.comの一括見積もり依頼フォームでは、荷物量を入力しなくても大丈夫。引越し業者が人数から平均的な荷物量を算出し、概算の見積もりを出してくれます。ただし、ピアノや水槽など通常の荷物として扱われないものがある場合は、業者にあらかじめ相談してみましょう。
引っ越し料金は、一般的に休日と平日では異なります。また、繁忙期や人気のある月末も高くなる傾向にあるため、引越し日が確定していない場合でも「何月頃か」「上旬、中旬、下旬のいつ頃か」「平日か、土日祝日か」くらいの希望は決めておきましょう。実際に業者から見積もりが出されてから日程の調整をする場合は、金額の変動があることに注意してください。
引越ししやすい曜日・時間帯から業者の予定はどんどん埋まっていきます。見積もりの依頼が遅くなればなるほど、業者、日程、時間帯の選択肢が狭まってしまい、自分の希望どおりの引越しをすることが難しくなるのです。
競合他社が少ないと業者は強気の見積もり額を設定します。ほかの業者の予定がどこも埋まってしまっているような状況では、どうしても料金は高くなりがちです。比較検討や値下げ交渉をする時間も少なく、高めの見積もりであってもその業者に決定せざるを得ないことも。
通常、引越しの荷造りは事前に自分で行うものです。ダンボールを引越し業者から調達する場合は、あまりギリギリに依頼すると荷造りが間に合わなくなってしまうこともありえます。荷造りを業者にまかせるプランを利用することもできますが、その分費用は高くなってしまいます。
正確な見積もりを取るためにはすべての情報を確定させる必要がありますが、その間も引越し業者の予約は埋まっていきます。引越し先の市区町村、だいたいの荷物量、引越しの希望日程が決まったら見積もり依頼をしましょう。とくに、処分するかどうか迷っている荷物がある場合、訪問見積もりに来てもらえばその荷物を運ぶとどのくらいの料金がかかるのかわかるので、参考にすることもできます。また、不用品処分の有料オプションを行っている業者の場合はその金額なども提示してくれます。あまり深く悩まずに、だいたいの情報が揃った時点で見積もり依頼をしてみましょう。
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