引っ越し当日にやるべきことと作業の流れ
更新日:2023年9月14日
いよいよ引っ越し当日。荷物の積み込みや積み降ろし以外に、様々な作業があります。バタバタしがちな一日なので、やることリストを作ってチェックしながら作業するとよいでしょう。
旧居での作業漏れや忘れ物があると、新居から戻ってくるのも大変です。出発前に確実に済ませましょう。
当日まで使った洗面用具やパジャマ、寝具、照明器具やカーテンなどを梱包します。ベランダや屋外に残っているものがないかもチェックを。ギリギリまで使う掃除用具やトイレットペーパーなどをしまうためのダンボールも用意しておきましょう。目立つように赤いテープでフタを閉じて「今日使うものなので取り出しやすい所に運んでください」と、ひと言伝えておけば新居でもわかりやすい場所に置いてくれます。すべての荷造りが終わったら、ダンボールの数も数えておきましょう。
引っ越し業者が到着したら、引っ越し作業の流れを確認します。ほかにも、壊れやすいものやキズつきやすいものがあれば伝えておきましょう。
心付けを渡したい場合には、作業開始前のタイミングで挨拶も兼ねて渡すとコミュニケーションがとりやすくなります。
荷物がすべて運び出されて部屋がからっぽになったら、きれいに掃除しましょう。当日までに掃除をしていても、家具のあった場所などはまだ汚れている所もあるかもしれません。作業が終わった部屋から掃除機をかけるようにして、掃除機は自分で運べば新居で引っ越し業者の到着を待たずに使えます。自分で運ぶのが難しい場合は、引っ越し業者に最後に持って行ってもらうとよいでしょう。
積み忘れた荷物がないか、すべての部屋をクローゼットや押入れの中なども含めてチェックします。郵便受けの中の確認も忘れずに。自転車や植木鉢など外に置いてあるものの積み忘れもありがちなので気を付けましょう。
ガスの閉栓は、引っ越し前にガス会社に申し込んでおきましょう。当日は係員がきて作業してくれます。閉栓作業と同時にそれまで使用した料金を精算することもできます。
電気のブレーカーを落とすのも忘れずに。もし忘れてしまったら、落とすために旧居へ戻るか、大家や管理会社に連絡します。ブレーカーを落とさないまま退去しても何か問題があることは少ないですが、トラブルが起きた場合責任を問われる可能性もあります。とはいえ、退去日に合わせて電力会社に電気使用停止手続きをきちんと行っていれば心配ありません。落ち着いて対処しましょう。
寒い時期や物件によっては、水道管の凍結防止として給湯器のポンプを動かすため、ブレーカーを落とさなくてもよい場合があります。管理会社などに確認するようにしましょう。
荷物を運び入れてからの作業も山積みなので、なるべくスムーズに搬入を終わらせてもらえるよう段取りよく進めましょう。その後は優先順位を決めて、どうしてもしなくてはならないことから始めるとよいでしょう。
引っ越しまでに掃除ができなかった場合は、当日掃除機をかけたり雑巾がけをするなどして、きれいな状態にしておきます。
どの部屋に何を入れるのか、きちんと指示出しをしましょう。とくに、大きな家具や家電を後から自分たちで動かすのは大変です。しっかりレイアウトを考え、引っ越し業者にも伝えておきましょう。指示がひと目でわかる新居の間取図を渡しておくのもおすすめです。
エアコンの移設を依頼している場合、設置場所などの指示を求められますので対応しましょう。
荷物やダンボールが全部運び込まれたか、キズや破損がないかなど引っ越し業者と一緒に確認します。
問題がなければその場で引っ越し料金を精算します。
引っ越し当日からすべてのライフラインが使えるよう、事前に使用開始手続きをしておきましょう。電気や水道はそのまま使えることが多いのですが、ガスの開栓には立ち会いが必要です。申し込み時に指定した時間に間に合うよう行動しましょう。 ガス・水道・電気の使用停止・開始手続きをチェック
引っ越し前に挨拶をしていない場合は、当日に近所へ挨拶をします。荷物の搬入やガスの開栓を終えてからで問題ありませんが、遅い時間になってしまった場合は翌日以降にしましょう。 引っ越し挨拶のマナー 時間や渡す品物は?をチェック
当日中にすべての荷解きを終える必要はありません。その日すぐに使うものから始めます。荷造りの時に目立つようにしておくとスムーズです。
使い終わったダンボールを引っ越し業者に回収してもらう場合は引き取り日時を確認しておき、間に合うように荷解きを済ませましょう。
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