平日と休日、時間帯で引越し料金は変わる?
更新日:2023年5月19日
入学や入社、転勤、結婚、同棲など引越しをする理由は様々です。引越し時期は引越し理由によってある程度決まりますが、曜日や時間帯を気にしたことはありますか?1日、あるいは数時間引越しをずらすだけでも引越し料金は変動することがあります。引越し料金を抑えやすい曜日や時間帯について紹介します。
あなたが引越しを考える時、1週間でどの曜日を選びますか?
多くの人が土日祝日などの休日を選ぶのではないでしょうか。土日休みの人は週末にまとまった時間がとりやすいため人気があり、料金が高くなる傾向にあります。
土日休みの人の場合、休暇をとる必要がなく時間を調整しやすい週末の引越しが人気です。なかでも土曜は、翌日に後片付けができるので依頼が集中しがちです。
休日に行わない場合は週の後半を考える人もいるでしょう。こうした「多くの人が引越しをしたい日」は予約も増えますし、料金も上がりやすい傾向です。
そのため「平日、とくに週の前半は引越しが少ないので割安になる」「日曜午後、夕方は週末でも比較的安い」という傾向が生まれます。
1か月の中で引越しが集中するのは月末ですが、これは賃貸契約の切り替わるタイミングが月末であることが多いためです。新居は契約と同時に家賃の支払い義務が発生するので、月末契約にして家賃の二重支払い期間をできるだけ少なくしようと思うと、月末に依頼が集中しやすくなります。
つまり、なるべく出費を抑えるなら月の上旬〜中旬の「平日」を選ぶことがポイントです。賃貸借契約書の内容をよく確認して、家賃の二重支払い期間にかかる料金も考慮した上で引っ越し日を選びましょう。
朝の引越しはその日のうちに引越し作業が完了して夜には後片付けができるので、小さな子供がいる家族に人気です。また自分の前に引越し作業が入っていないため、時間どおり作業を開始してもらえるというメリットもあります。 一方、午後の引越しは予定が狂うケースも。荷物の到着が夜になると、片付けの開始時間も遅くなってしまいます。
時間にこだわりがなければ、料金を抑えやすい「開始が遅いプラン」や「時間指定なしのフリープラン」を活用するのもよいでしょう。ただし、深夜に荷物が到着することもあるので周囲に気を遣うなど、料金以外にも考慮しなければいけないことがあります。
もっとも人気が集中しやすいと考えられるのは月末に近い土曜の午前中です。引越し料金を節約したいなら前後の金曜、日曜も避けたほうが無難でしょう。
引越し料金が下がりやすいのは月の上旬〜中旬、月曜〜水曜、午後からのプランや時間指定なしのプランです。
できるだけ予定を調整し、曜日や時間帯を工夫すれば出費を抑えやすいでしょう。
引越し業者に直接交渉してみるのもいいでしょう。 偶然キャンセルが出ていたり、何かの理由で繁忙期なのに空いていたりする可能性もあります。
また、繁忙期・閑散期を理解した上で「少し条件が変わっても安くなる日・時間はないか?」と直接尋ねてみると、思わぬ値下げが実現できるかも知れません。
一括見積もりの場合、ほかの業者にも同じ質問をすることがわかっていますので、少しでも安くできる日にちを探して提示してくれることもあるでしょう。訪問見積もりの場合でも、その場ですぐに返答する必要はないため、ほかの業者の見積もりが終わってから改めて確認して決めるのがおすすめです。
一括見積もりは各社の引越し料金を聞くだけでなく、それぞれの事情で安く抑えられそうな日がないかチェックできて比較検討に役立ちます。
引越し業者へ無料で見積もり依頼