引っ越し料金が安くなる時期はいつ頃?
更新日:2023年5月19日
引っ越し料金は、依頼が集中する繁忙期ほど高くなる傾向にあります。閑散期に比べて予約が取りにくくなるため、通常よりも割高に設定されていることも。
比較的費用の抑えやすい時期について解説します。
1年の中で引っ越し業者の繁忙期とされているのが3月と4月です。就職や入学など生活の変化に伴う引っ越しが集中しやすく、閑散期に比べると引っ越し料金が割高になることもあります。
引っ越しをする人が増えれば業者にも多くの依頼が集まり、他社と価格競争をする必要がなくなるため通常とは異なる価格設定をする業者もあるでしょう。
また、一般的に秋は社会人の転勤や転職シーズンなので9月頃も比較的混みやすいようです。
価格.com 引っ越し料金・評価レポートでの集計結果をご紹介しましょう。
単身での引っ越しと家族での引っ越しでは料金トレンドに違いが見られます。
新生活が始まる春頃や転勤、転職シーズンの秋頃を中心に引っ越しの需要が増えるため、料金も高くなる傾向にあります。
単身者と家族、それぞれの料金トレンドを確認してみましょう。
実際に支払った引っ越し料金の平均
一般的に、単身での引っ越しのほうが家族の引っ越しに比べて時期による料金の変動が少ない傾向です。その中でも引っ越し需要の高まる春や秋、年末年始を避けることで料金を抑えやすいでしょう。
引っ越しシーズンが過ぎた5月から6月頃、10月から11月頃ならば、料金を割安に設定している業者を見つけやすいのではないでしょうか。
連休を取りやすい夏休みの時期は、引っ越し需要が増えて料金も高くなると思われがちですが、あまり影響されないようです。この時期は、春と秋の引っ越しシーズンとかぶらないこともあり、料金を抑えやすいでしょう。
単身では比較的料金を抑えた引っ越しができそうな6月も、家族の場合は当てはまらない場合があります。6月は同棲を始めたり結婚して同居を始めたりする人も多く、一時的に料金が上がる可能性があるからです。家族の場合は、7月から8月頃が引っ越し料金を抑えやすい時期と言えるでしょう。
実は家賃にも安い時期と高い時期があります。引っ越し料金を安くすることはもちろん出費を減らすことになりますが、毎月支払うことになる家賃を少なくして年間の出費を抑えるという方法も。
春の入学、就職シーズンが終わると引っ越し件数は大幅に減ってしまうため、条件の悪くない物件でも空室である期間が長引いてしまうことがあります。入居者がいなければ貸主側も家賃収入が得られませんので6月〜8月頃までは家賃を下げたり、敷金や礼金を下げたりして入居者が契約しやすい条件にする傾向があります。ただし物件の数は少ない時期ですので、たくさんの物件を比較検討して選びたい人には不向きです。
何かと出費の多い引っ越しだからこそ、なるべく安く引っ越ししたいですよね。引っ越し料金・家賃ともに下がる傾向の強い梅雨時期から夏頃に業者へ問い合わせてみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。
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